バセドウ病は過剰に脇汗が出てしまうのも症状の一つ

洋服にシミが出来てしまうほど大量の脇汗に悩んではいませんか。もしかしたら、それは病気によるものかもしれません。バセドウ病は、過剰に脇汗が出てしまう事を症状の一つとしています。

バセドウ病は、甲状腺機能亢進症に含まれる病気です。その名の通り、甲状腺が通常よりも過剰に機能してしまい、身体に様々な影響を及ぼします。甲状腺を刺激する物質が体内で異常に作られ、この物質が大量に甲状腺ホルモンを作らせてしまうのです。自身の体内で合成された物質が、自身の身体を攻撃したり、悪影響を及ぼす事を自己免疫疾患と言い、バセドウ病の他にも、1型糖尿病、悪性貧血などがあります。バセドウ病の原因は、未だに解明されていません。親族にり患者がいる場合、発症リスクが上がる遺伝的要因が関係しているというデータもあります。肉体的・精神的ストレスや、免疫力の低下などの環境的要因を原因とする場合もあります。

バセドウ病は、動悸息切れ、頻脈、食欲増進、大量の発汗などが現れます。他にも、甲状腺が腫れ、甲状腺腫となったり、眼球が突出し瞼が腫れたりと、外見にも顕著に現れます。女性に多く、特に20~40代の比較的若い年齢に発症すると言われています。

沢山の発汗は、女性にとっては特に気になる症状です。脇の汗は臭いもあるし、洋服にシミが出来てしまったりと、不安要素ばかりですよね。この病気は、甲状腺ホルモンが大量に分泌されてしまうことから、交感神経が活発になり代謝が良くなりすぎてしまい、疲れやすく、大量の汗が出てしまうのです。じっとしている時や寝ている間も、汗を絶えずかいている場合は、危険なサインです。

脇には、エクリン腺とアポクリン腺という二つの汗腺があります。エクリン腺の汗は、99%が水で出来ており、サラサラとして臭いもあまりありません。アポクリン腺は大汗腺と呼ばれ、脇だけではなく、乳首の周り、陰部や耳などにも存在します。アポクリン腺から出る汗は、粘り気があり独特の臭いもあります。ワキガの原因はアポクリン腺によるもので、これが大きく、沢山存在しているからであると言われています。しかし、汗が過剰分泌されると、ワキガでなくても臭いが濃くなってしまうのです。

最近、急に疲れやすくなったり、全身が汗ばみやすくなって、体質に明らかに変化したと感じたら、まずは病院で検査してもらうことをお勧めします。甲状腺機能亢進症を放置していると、筋肉の異常、四肢の麻痺など様々な合併症を発症させてしまう可能性があります。重症化すると、ショックを引き起こしたり、多臓器不全など、生命に関わる病気に陥るケースもあります。

バセドウ病が完治することはありません。主に薬剤での治療となります。甲状腺ホルモンの数値が安定するまで、甲状腺ホルモンの生成を抑制する抗甲状腺薬を服用しなければなりません。

身体がいつもと違うと感じたら、そのままにせず、早めの受診を行いましょう

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