美味しいだけじゃない! 干し野菜のメリットとは?

しいたけと干ししいたけ、トマトとドライトマト、これらはもともと同じ野菜のはずなのに、その味わいはまるで違いますね。フレッシュな美味しさの普通の野菜に比べ、干した野菜はぎゅっと凝縮されたうまみや甘みが舌の上でいつまでも残るようです。

さて、この滋味深い干し野菜なのですが、長年の研究によって実はその栄養にも違いがあることがわかってきました。紫外線のはたらきにより、野菜を干し野菜にすると、栄養値は大きくアップします。例えばカルシウムの吸収に必要なビタミンD。これが不足していると実はどれだけ牛乳を飲んでもカルシウムを体内に取り込むことができないのですが、干し野菜はこのビタミンDの値が、元の野菜にくらべて10倍以上になるそうです。

また、健康と美容のために欠かせない栄養である食物繊維。不思議なことに、干し野菜はカサが大きく減っているにも関わらず、食物繊維の量が元の野菜に比べて圧倒的に多いのです。食物繊維が豊富といわれるゴボウやサツマイモなどの野菜は大量に摂取するのが大変なので、干し野菜で手軽に食物繊維をとれるのはうれしいですね。

他にも、体の様々な働きを促進するナイアシンや、貧血防止にかかせない鉄分などの値も大きく増えるそうです。ただし、光に分解されやすいビタミンCは残念ながら減ってしまうので、フレッシュな野菜もやはり一緒に食べることが大切ですね。

干し野菜にはほかにもうれしいメリットがたくさんあります。かさが減る分、たくさん食べることができるので栄養もたっぷり摂ることができます。また、保存も長期にわたって可能になるので、野菜室の隅で変わり果てた姿に…なんて心配もいりませんね。

干ししいたけや切り干し大根など市販のものをとりいれるのもよいのですが、実は簡単に家で作ることもできます。用意するものはざるのみです。ここに干したい野菜を乗せ、日当たりと風通しの良い場所に半日おいておくだけで完成です。ただし、この自家製の干し野菜は長期保存が難しいので早めに食べるようにしましょう。

滋味深くて栄養も豊富な干し野菜、是非食卓に取り入れてみてくださいね。

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